TNPS! Niiduma☆BLOG

にいづま☆もちこによる細やかな日々を綴ったTNPSなブログです。(THESE NEW PURITANSではありません)

藤原基央さんが結婚してしまった

おはようございます。にいづま⭐︎もちこです。

今回は前回予告していた内容を変更してお送りいたします。

 

本当におめでたいことが起こりましたが、おめでたいとわかっていながら、気持ちがうまく言葉にできませんでした。

なので、藤原基央さんの結婚式に招待され、友人として、スピーチをする場合の原稿を書きましたので(ショックでイカれているわけではありません)、藤原基央さんの結婚式じゃなくても、スピーチしなきゃいけないことになった人の参考になれば嬉しいです。

(もし本人の目に留まっても失礼じゃないようにさんづけをしていますが、逆に馴れ馴れしかったらすみません)

 

 

●《挨拶》

ただいまご紹介に預かりました、新郎・藤原さんの、もう21年目になりますが、フアンの、にいづま⭐︎もちこと申します。
藤原さん、○○さん(奥様の名)、ならびにご両家の皆様、本日はご結婚、誠におめでとうございます。
藤原さんの晴れ姿を見ただけで胸がいっぱいになり、なんの話をしようとしたかわからなくなると確信していましたので(笑)カンペを見ながらお話しさせていただきます(会場から少し笑いがおこる)

 

●《出会い》
遡ること21年前、16歳だったわたしが藤原さんと出会ったのは、友人から勧められた、ランプのマキシシングルでした。激しい手書きの歌詞カード、物語のような音楽と、心に染み入るような、感情を揺さぶられるような歌声に、一度聞いて虜になりました。

10代の私が藤原さんへ抱いた想い、それにのめり込むパワーは、ご想像にたやすいと思います。
MDウォークマンから流れる歌声と共に登下校の自転車を漕ぎ、授業中にもルーズリーフに暗記した歌詞を綴り、JAPAN、CUT、HMVの冊子等、雑誌の切り抜きをつくり、生まれて初めてのライブにも行き、2回以上同じアーティストを見に行ったのも、BUMPだけでした。
藤原さんが使っている柔軟剤だと聞けば同じものを買ったり、アクセサリーを調べたり、本当に夢中になりました。

サーフフォトポーキンの写真集で、藤原さんの耳の裏が写ってる写真があったのですが、テレビやライブで見られない藤原さんの耳の裏側を見て、「この人って、ちゃんと生きていて存在する人なんだ」と、初めて見たライブで、いちばん最初にラフメーカーのCadd9が鳴った時よりも、静かなショックを感じたことを覚えています。(コード間違ってたらすみません)

当時もこんなに好きな気持ち、一生消えないと思っていましたし、21年経った今も、その予想はほぼ正しく、生涯であれほど1人の人に夢中になったことは、今のところありません。

 

●《新郎の人柄を表す具体的なエピソード(今回のものでいうと、こちらは無くても可)》

大学受験のころ、支えになってくれたのはBUMPの曲でした。その中でもbattle cryという曲は、受験すること自体と、その先の無謀な夢を見る私を、何度も何度も奮い立たせたてくれました。自信がない、でもやらなきゃいけない、やりたいこと、それを叶えるために戦う場所は、ここしかない。この曲を聴いていれば、そこに一緒にBUMPがいてくれる、と支えられました。
でも本当は、そこにいるのはBUMPじゃなく「今まで頑張ってきた自分」がいつもいるんだと、BUMPの曲は教えてくれたと思っています。

残念ながら大学には落ちましたが(笑)(会場から漏れる笑い)
今でも曲を聴くと、ありありと、受験の日、電車の中で見た景色が思い出されます。もうBUMPの曲は、私の人生の一部になっていると言っても過言ではないようです。

 

●《新郎の人柄を表すand具体的なネガティブなエピソード》
しかし、時は経ちます。私はしばらく、BUMPの曲を聴かなくなってしまいました。環境が変化し忙しくなった、他にも聴きたい音楽ができた、夢中になっていた頃の友達と連絡しなくなった。
たぶん、いろいろな理由があると思っていたのですが、今となってはわかる気がします。
BUMPを、藤原さんのことを大好きだった過去が、眩しくなってしまったのです。
叶えたい夢もない、やりたかったはずの仕事も辛い、逃げ出したい。そんな今の自分には、不安だけど希望に満ち溢れ、夢見ていた頃の自分や、そのとき大好きだったBUMPの曲に込められたメッセージに耐えられそうになかったから、逃げてしまっていたのです。

 

●《それを新郎が解決するエピソード》
でも、2015年の紅白、私は見ました。その頃少しだけ聞いたことがあったray、藤くんの、ちゃまの、ひろの、ヒデちゃんの顔をとても久しぶりに見ました。
きっと聴けば、なんの成長もない、停滞した自分が責められてしまうと思っていたのに。

そんなこと、なんの問題もないよと言ってくれてるみたいな歌でした。4人は笑っていました。
曲が新しくなっても、歳をとっても、ずっとあの頃のまま、私が知らない間も、ずっと変わらずいて、歌ってくれていたんだと思いました。
そして私の中にも、10代の頃の私が、ずっと一緒にいたんだと気づかせてくれました。
夢は別の進路に、熱も別の形になってしまったかもしれないけど、それでもずっと、どんなになってもいっしょに歩いていく自分がいるってこと、それに気づかせてくれる歌をBUMPは作り続けてくれていたんだと思いました。本当にありがとう。

 

●《お相手への言葉》
そんな藤くんが、大切に思っている人と共に人生を歩んでゆくこと、本当に本当に嬉しく思います。お二人が、いつまでも仲良く、楽しく過ごせるようお祈りしています。

 

●《まとめ》
感情が昂り、いつもの癖で藤くんと呼んでしまい、失礼いたしました(笑)。メンバーの皆様も、申し訳ございませんでした。
同じ世界線でこの同じ時を生き、BUMPの曲に出会えたこと、そして藤くんと○○さんの出会いをお祝いできること、感謝しています。
こんなふうに、出会いを大事に生きていきたいと思うようになったのは、BUMPのおかげかもしれません。
ほとんど私の話になってしまいましたが(笑)
藤くん、○○さん、本日はご結婚、本当におめでとうございます。
(会場にお辞儀をし、高砂の藤くんにもう一度お辞儀をする)(泣いていても、笑顔で!)

 

end

 

いかがでしたでしょうか。

正直、本当に生涯で一度だけのガチ恋ガチ恋という言葉ができるはるか前のイカれた状態)だったので、藤原基央さんについて書くとなるとおめでとうなんて当たり前で、心の底からそう思ってるけどでもそれだけじゃ片付かない(そしてそう思ってしまう自分がしんどい)(そう思わないフアンからのマウントもしんどい)みたいな感情で死んでしまいそうでしたので、式でスピーチするという形にすることでお祝いにふさわしい内容になり、自分の気持ちも整理することができたと思います!

これは我ながら良い方法を発明しました。推しが結婚してしまいいろいろあるけど整理つかない場合は日記ではなく「友人代表スピーチ」を書くと、お呼ばれされた気分にもなり、人間としての自尊心を損なうことなくスッキリしますので、よろしければお試しくださいね。

 

ちなみにスピーチは5分程度にするべきらしいので、今やってみたらちょうど良さそうでさすがでした。

 

友人スピーチのポイントは、

 

●相手の親族、家族に「新郎(新婦)はいい人なんだな」と思ってもらえるように紹介する。

●聞いてる人が想像しやすい具体的なエピソード

●トラブル→解決のような緩急があると◎

●笑える箇所がいっこあるとなお最高!

 

この辺がクリアできてればOKです。うまくできなくても、「この友人は新郎(新婦)のことがめっちゃ大好きなんだな」とわかる内容になってればOKです。

なんだったら、にいづま⭐︎もちこは、結婚式の友人のスピーチや余興等がいくらサブくても、「引き受けてくれる友人がいてよかったね…そしてそういう子に育てられてよかったね…(親御さん)」と思って号泣してしまいますので、来てくれるだけでOKです。

でもスピーチとか余興とかしなくていい結婚式がいちばん気楽ですけどね。結婚式いきたいな〜٩( 'ω' )و

 

それでは、今日はこのへんで。

 

もちこ⭐︎

 

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